ホーム > WORKS > poem > しじま 2017/03/01 君が眠ってしまっている間 世界もまた、ぼんやりと眠り止まっている あたしだけがずっと起きていて 外ではやわらかい絹のような雨 君の穏やかな寝息 死んだように黙りこくる世界 しとしとと言う 雨音 息が苦しいような気がする 心細くてあたしは窒息しそうだ 早く、早く目を覚まして欲しい B! LINEへ送る - poem