ホーム > WORKS > poem > N21 2017/05/09 抑鬱的なレコードに 雨だれのマニキュア 白い空に広がる 木の枝の血管 回路を切断して 無表情をコーティングする 冷えきった風が 静かな空が 哀しい街を演じるから 息を切らして走って 何かを引き止めたかった そうさ こんな日はあの頃を再現するんだ 幼さに勝てなくて 両手に抱えきれないほど守りたいものが多くて 愛という響きに酔ってた だけど純みきった、あの頃。 B! LINEへ送る - poem