パノラマ寓話

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三千世界は燦然世界

   

指と指を絡めたら
色とりどりの美しい光が咲く
ステップを踏んで
空を飛ぶなんて簡単、って 言いたいよ
伏せた睫の先に光を集めれば
君の瞳はダイヤよりも輝くだろう

君の体温を感じている間
世界は美しい
世界はこんなにも美しい!

愛の歌なんて知らない
この手には捧げられるモノ 何一つとしてない
けれど三千世界は燦然世界
僕が君を愛おしいと思う この瞬間を信じていて

 - poem