ホーム > WORKS > poem > アカツキ 2017/01/30 声 を 聞いた 気がした 僕は手を伸ばす 遠い明け方に 光をまだ、覚えていた頃に ゆれる髪を指で絡め取ってくちづけした どこまでも直線で生きていけると思ってた 甘い水色の空 君の髪が揺れてた いくつの空を越えたんだろう 遠くで赤いサンレンが鳴っている 朱鷺色の世界が滅びていく世界を教えるみたいだ 僕はゆっくり 泳ぐみたいに子午線をまたぐ アカツキに君はいない B! LINEへ送る - poem